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253-3.講師要件講師要件についても、指定講習の講師要件の考え方に準じて整理した。・福祉用具専門相談員の資格要件に該当する国家資格および業務として専門性が認められている職種を中心に、講師要件を整理した。・福祉用具専門相談員自身は受講対象者であることから、講師としては想定しないこととした。ただし、一定のレベルに達しているとして指定講習の講師に認められている「福祉用具プランナー(テクノエイド協会)」と、福祉用具サービス計画の作成について指導することを目的に養成されている「福祉用具サービス計画作成スーパーバイザー(ふくせん)」については、講師を務めうると考え、一部の科目の講師要件に含めることとした。なお、「福祉用具選定士(日本福祉用具供給協会)」についても講師要件に含めてはどうかとの意見があったが、今回の検討では保留とした。・作業部会では、言語聴覚士、社会福祉士も講師要件に含めてはどうかとの意見もあったが、今回の検討では保留とした。・例えば、新製品に関する詳細な知識や機種別の構造、機能の違い、適合に関する知識などは、メーカーの担当者からの情報提供や解説が有効と考えられる。科目の内容に応じて補助講師、ゲストスピーカーとしての参加を認めることとした。・なお、福祉用具専門相談員自身は今回は講師要件に含まないこととしたが、将来的に講師要件として認めていく議論が必要とされた。図表20【福祉用具専門相談員】知識を習得する講師の適任者3.3%9.5%7.8%10.9%21.4%17.4%6.4%2.4%9.2%9.4%6.7%40.6%33.8%34.6%37.5%48.8%23.7%6.6%39.4%25.3%2.2%7.0%26.5%28.6%16.3%10.4%2.9%2.2%4.3%10.4%1.9%27.7%2.3%1.8%2.2%9.0%62.8%86.4%42.1%2.8%2.3%8.4%23.4%17.4%14.0%9.3%1.4%1.9%5.1%2.3%3.1%1.5%0.8%1.0%1.0%0.3%0.3%0.4%43.0%2.4%0.9%2.3%3.6%5.2%1.4%0.3%0.3%0.5%0.8%78.9%2.8%2.4%2.3%2.4%2.7%2.2%1.5%2.2%3.2%0%10%20%30%40%50%60%70%80%90%100%Iその他必要と思われる知識H福祉用具の使用における事故のリスクや防止方法に関する知識G認知症の症状や特徴を踏まえた関わり方に関する知識F高齢者の心身の機能や日常生活の基本動作等の理解等に関する知識E接遇・コミュニケーションに関する豊富な知識D住環境と福祉用具の関連に関する経験に基づく具体的な知識C機種別の構造、機能の違い、適合に関する知識B新製品に関する詳細な知識A多様な福祉用具に関する知識@介護保険サービスに関する最新かつ正確な知識【福祉用具専門相談員票】事業所内のエキスパート業界内のエキスパート経験豊富な介護支援専門員メーカーの担当者学識経験者行政担当者その他無回答(n=786)