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82.記載方法(1)「福祉用具が必要な理由」a.考え方福祉用具専門相談員は、福祉用具に携わる専門職として、専門的知識に基づき相談に応じて、福祉用具が必要な理由を具体的に検討し、適切な福祉用具を提案します。利用者からの相談内容や、ケアプランの内容を踏まえ、利用者が可能な限りその居宅において、有する能力に応じ、自立した日常生活を営むことができるよう、利用者の心身の状況、希望及び置かれている環境を踏まえ、利用者はどのようなことに困っているのか、どのような生活を望んでいるのか、などを整理し、福祉用具が必要な理由を明確にします。これは、「利用者の日常生活上の便宜を図り、その機能訓練に資するとともに、利用者を介助する者の負担の軽減を図る」ための福祉用具の選定等にも繋がります。b.記載方法利用者からの相談内容、ケアプランの記載内容などを踏まえて整理した「福祉用具が必要な理由」を記載します。つの枠に1つの項目を記載し、左側の※欄に、区別のための番号(、、…、、、…)または記号(a、b、c…等)を記載します。(利用計画)の「課題・ニーズや目標」の項目と番号または記号を一致させる必要はありません。不足する場合は、必要に応じて行を増やして対応します。図-4福祉用具が必要な理由とその対応する番号の記載方法(※)との対応種目貸与価格(円)提案する理由提案品目(商品名)全国平均貸与価格(円)機種(型式)/TAISコード貸与を提案する福祉用具※福祉用具が必要な理由(※)●●●●●●対応する番号または記号を記載福祉用具専門相談員の視点から、利用者の困りごとや相談内容を整理して記載