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31第5章様式の確定とガイドラインの作成1.「ふくせん福祉用具サービス計画書(選定提案)」の様式の確定第2章「ふくせん福祉用具サービス計画書(選定提案)」の様式の検討、第3章「ふくせん福祉用具サービス計画書(選定提案)」の検証、第4章「ふくせん福祉用具サービス計画書(選定提案)」の普及啓発を踏まえて、(選定提案)の様式を確定した。「ふくせん福祉用具サービス計画書(選定提案)」の位置づけ(選定提案)は、福祉用具専門相談員が利用者に対して福祉用具を提案するにあたり、貸与の候補となる福祉用具について、?「当該商品の全国平均貸与価格等の説明」?「機能や価格帯の異なる複数の商品の提示」などにより具体的な機種を検討する際に用いることを想定した。(選定提案)は、利用者から相談内容を聞き取った上で、候補となる福祉用具を利用者に提案、説明し、その過程を見える化することを目的として作成した。従って、(選定提案)は、「ふくせん福祉用具サービス計画書(基本情報)」(以下、「(基本情報)」という。)と「ふくせん福祉用具サービス計画書(利用計画)」(以下、「利用計画」という。)の間に位置づけられる。本会では、福祉用具貸与サービスの質の向上の観点から、「指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準」(以下、「運営基準」という。)に位置付けられた福祉用具貸与計画書に相当する様式として、「ふくせん福祉用具サービス計画書」として、(基本情報)、(選定提案)、(利用計画)の3つのシートを一体的に運用することを推奨する。図表5-1「ふくせん福祉用具サービス計画書」の3つのシート