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72.「ふくせん福祉用具サービス計画書(選定提案)」の様式の設計「1.様式の作成方針の検討」を踏まえて、(選定提案)(暫定版)を作成した。(選定提案)(暫定版)では、様式の上段に、福祉用具が必要な理由を記載し、下段に、候補となる福祉用具の機種名、全国平均貸与価格、貸与価格、提案する理由、説明方法、採否を記載する欄を設けた。3.福祉用具専門相談員へのヒアリングヒアリングの流れ(選定提案)(暫定版)を一部の貸与事業者に所属する福祉用具専門相談員に送付し、@既存の利用者を例として(選定提案)を作成すること、A利用者への説明の試行運用を依頼した。上記の試行を通じて気づいた点について、福祉用具専門相談員にヒアリングを行った。ヒアリングで得られた意見福祉用具専門相談員へのヒアリングでは様式、運用について様々な意見が得られた。以下にその一部を抜粋する。図表2-1主なヒアリング結果1.様式全体について?「ふくせん福祉用具サービス計画書」との重複部分が多く、利用者から見て、様式の位置づけがわからない。?全体的に、欄と文字が小さいので、大きく書けるようにして欲しい。?誰に関する書類か判別できよう、利用者名の記載欄は必要。福祉用具が必要な理由?相談時の内容を記載すると捉えた場合、「相談内容」「提案内容」とした方が、記載方法の方が実際の現場には合っている。提案する福祉用具機種名?型番を記入すると長くなるので、TAISコードを記入してもよい。?型番の記載を必須としてはどうか。?列の幅が狭い。?どの枠に何を入力するか不明確に思える。?「提案する福祉用具」の下段には、記号を交えても実際型番・品番らしきものを記載しておくと分かりやすい。?「提案する福祉用具」→「商品名」と変更してもよい。?提案する福祉用具の全国平均貸与価格?最頻価格があれば全国平均貸与価格の説明を行ないやすいケースがあるのではないか。