■ページ本文テキスト■

55.検討の手順本事業では、下記の手順に沿って、制度改正に対応した(選定提案)の様式の検討を行った。はじめに、有識者や福祉用具専門相談員へのヒアリング結果に基づき、利用者に対して全国平均貸与価格の説明や、複数の商品を提示する際に活用する「ふくせん福祉用具サービス計画書」の様式案を作成した。次に、様式案を国際福祉機器展(HCR)で発表し、さらに全国各地で説明会を開催するなど、普及啓発を行うとともに、現場で試行的な運用に基づく検証を行った。検証結果を踏まえて、様式(案)を見直し確定した。合わせて、確定した様式を活用するためのガイドラインを作成した。1.様式(案)の検討@有識者、福祉用具専門相談員への事前ヒアリング結果にもとづき、様式(案)の検討【第1回委員会】A福祉用具専門相談員へのヒアリングにより、検討した様式(案)を用いた業務の実態や具体的な運用を想定した検討BAの検討を経た修正案を第2回委員会に提示し、検討した様式(案)を確定2.検討した様式(案)の発表・普及@国際福祉機器展(HCR)(平成29年9月28日)にてワークショップを開催し、検討した様式(案)および様式の利用方法について発表A全国4ヶ所(東京、大阪、福岡、宮城)で説明会を開催B展示会等での説明会等を実施C普及・啓発に向けた資料を作成3.検討した様式(案)の検証、現場での運用の確認→確定@一部の福祉用具専門相談員に検討した様式(案)での試行運用((選定提案)の作成、利用者への説明)を依頼Aふくせん会員に対して、検討した様式(案)に関する意見や課題等をWebアンケートとして収集B上記@Aおよび説明会等でのアンケート結果を踏まえて、(選定提案)(暫定版)修正案を検討C「『ふくせん福祉用具サービス計画書』(選定提案)」作成ガイドラインを作成D第3回委員会での議論を踏まえて、検討した(選定提案)様式を確定